幸せな音楽の旅inヨーロッパ
帰国しました
- 2008-08-01 (金)
- ドイツ
とうとう今回の旅行も今日で最後となりました。帰りもフランクフルト空港から。フランクフルト近郊の街、マインツの宿から空港まではアウトバーンで30分弱。今回のターミナルは、ルフトハンザ航空ファーストクラス専用ターミナルというところ。うわさには聞いていましたが、実際に利用するなんてワクワクしちゃいます。
車で乗りつけると、専属のアシスタントの方が出迎えてくれ、ポーターさんが機内預かり荷物を持っていってくれます。レンタカーは係の方が返却していただけたりと日本では味わえないサービスにちょっと緊張。
アシスタントの方にパスポートと旅程表を預け、チェックインと出国手続をしていただきます。自分は手荷物のセキュリティチェックを受け、ラウンジへと案内していただきました。
ラウンジはとっても綺麗です。成田空港と違う点は、レストランがあるところでしょうか。午前中はビュッフェの朝食の時間のようです。お昼になると、食べたいものをオーダーすることができます。今朝はホテルで果物と水とフレッシュオレンジジュースしか食べていないので、お腹も準備万端。
いよいよレストランへ。機内食が食べられなくなるのは承知の上、やはりここで一度食べておきたいところ。メニューはビュッフェとオーダーの2種類があり、前菜やデザートはカウンターから自分で好きなものを取ってくる方式。サラダバーやケーキ、フルーツ、パンなどが豊富に置かれています。温かいお料理はウェイターさんに注文するやり方。
ワインもたくさんあるようでしたが、飲めないのでパス。テーブルに置かれたミネラルウォーターを飲みながら、スープ、冷菜、パスタを注文。どれもラウンジとは思えないほどちゃんとしたお料理。パスタは自家製のようで、ドイツにしてはなかなかのお味でした。デザートにはプリンをチョイス。濃厚で甘くておいしかった~。さすがドイツ。
というわけで、あっという間にラウンジタイムも終了。アシスタントの方に案内していただき、飛行機乗り場までポルシェカイエンで送っていただきました~。車もぴかぴかに磨かれて、本当にVIP扱い。広い飛行場を移動する必要もなく、非常に快適なサービスに感動です。運転手の女性もとてもフレンドリーで、車と一緒に写真まで撮っていただきました。
そんなこんなで、すっかりお腹もいっぱいになり、あとは日本まで寝るだけ。一つ残念だったことは、今週はルフトハンザ航空とその関連会社がストライキ中だそうで、機内食が非常~に質素。っていうか、まるでコンビニ弁当!?行きのキャビアの前菜から始まり・・・というものとはあまりにかけ離れている内容でした。ラウンジでしっかり食べておいてよかった!!
成田到着の際、お詫びの印か、ワインを1本頂きました。成田空港では今回も1番で荷物が出てきて嬉しかったです。約3ヶ月ぶりの日本。まずはとにかくうどんが食べたい。今年はまだ3ヶ月しか日本にいないので、これから日本の良さを思いっきり満喫したいです。
<おまけ>
空港からのタクシーで、運転手さんが来日される裕福な方々の話をしてくれてとっても面白かったです。なかでも印象的だったのがプライベート機で乗り付けたお客さんを迎えにワンボックスカーでお出迎えしたところ、実際に乗せたのはお客さんの荷物だけだったそうです(お客さんはロールスロイスに乗ったとのこと)。その他にも京都に観光しに行く際に、荷物を置くためだけにマンダリンホテルのスイート(1泊80万円!)を1週間取られた方もいらっしゃったそうで、世の中にはそうした裕福な方が本当にいらっしゃるんだな~と感心してしまいました。運転手さんはハイヤーの運転歴もあるそうで、とっても乗り心地が良かったです。楽しいお話、ありがとうございました!
イタリアからスイス、そしてドイツへ
いよいよ今回の旅も終盤。今日はイタリアを脱出し、スイスを通り抜けドイツのカールスルーエまで約650kmの移動予定。
午前8時半にパルマのホテルを出発し、順調にミラノを抜けいよいよスイスへというところで大渋滞発生!渋滞が大っ嫌いな僕は、迷わず一般道へ。ついでにコモ湖周辺をドライブ。行き先も東へ大きく迂回するルートを設定し、サンモリッツへ向かうことにしました。サンモリッツは今回の旅程でぜひ訪れたかった場所でしたが、日程の関係で諦めた経緯があります。大渋滞に感謝です。
道は順調に流れ、いよいよスイスに入国。国境は検問所があり、緊張が走りましたがあっけなく通過。
イタリア側の検問所とスイス側の検問所。ちゃんと見張り番のお兄さんがいらっしゃいました。
スイスの景色はやっぱり最高。ドライブしているだけでウキウキしてきます。
ここがサンモリッツの街。高級リゾートらしく、山というよりは街といった感じでした。個人的にはもうちょい田舎感がある場所が好きだなぁ。
サンモリッツからはいよいよユリア峠越え。相変わらず絶景が続きます。もうお腹いっぱいだよ~と叫びたくなりましたが、ワインディングロードは容赦なく続きます。スイスの方は峠をかなりの速度で攻めます。僕の目の前の車はプジョー206。プジョーで山坂道を走ったらさぞかし楽しいだろうな~とちょっとうらやましかったです。運転されている方は女性でしたが、日本ではあまり見ることのないスピードでヘアピンを駆け抜けていました。
当初はルツェルン、バーゼル経由でドイツ入国の予定でしたが、進路がずれてしまったためか、カーナビはリヒテンシュタイン、オーストリア回りのルートを選択。うーむ、ちゃんと着くんかいな~。
途中で見かけたリヒテンシュタインナンバーの車。ナンバープレートが黒でかっこいい。
結局ボーデン湖近くを経由し、無事ドイツへ入国。途中、「メミンゲン」の文字が!次の瞬間、オットーボイレンに寄ることを決断。インターを降り、20kmほど一般道を走りました。ドイツの田舎風景もいいですね~。天気も良く最高でした。
ここがオットーボイレンの街。目的はケーキと教会。過去2回ドイツへ来ていますが、なぜかここの地に呼ばれてしまう、そんな気がしてなりません。昨年ミュンヘンに向かう途中、アウトバーンが大渋滞。夕方からのオペラを諦め、一般道を迂回して帰る途中にもなぜか寄ってしまった場所です。
今回もまったく予定外でしたが、また来てしまいました。
広場のカフェ。イタリア系の陽気なお店です。ここのケーキは個人的にすごく好き。生クリーム系のケーキが食べたかったのですが、真夏にケーキはあまり作らないようで、チーズケーキとアップルパイの2種類のみ。ケーキだけじゃ物足りないのでアイスも一緒にいただき満足。
次はオットーボイレン教会へ。相変わらずため息の出る美しさ。何度来てもいいですね。今のところドイツNo.1のお気に入り教会。この感じはとっても落ち着きます。観光客もほとんどいないですし、非常にゆったりした時間がここでは流れています。教会は2004年から2010年まで修復中で、少しずつ綺麗になりつつあるようです。
奥の祭壇ではちょうど礼拝(ミサ)が行われており、小さなオルガンと賛美歌が美しく教会に響いていました。また近いうちこの街をぜひ訪れてみたいなと思いました。
そんなこんなで、宿泊地カールスルーエには23時に無事到着。今日の走行距離約900km!迂回が効きましたが、本当に楽しいドライブでしたっ。
サンマリノ共和国
- 2008-07-28 (月)
- イタリア
今日はローマからパルマへ移動。途中、世界遺産の街アッシジとサンマリノ共和国に無理矢理立ち寄りました。なんとな~く、アッシジと聞くと「アッシ寺」というお寺があるのかな~って思ってしまうのですが、実際ここはお寺の街。聖フランチェスコさんという方のゆかりの地なのだそうです。サン・フランチェスコ聖堂なる立派なお寺(教会)は一見の価値があります。ここからの見晴らしも素晴らしかったです。
アッシジの急勾配の狭い路地を走り抜けるオート3輪!イタリアの街中ではよく見かけます。
アッシジから約3時間。いよいよサンマリノ共和国へ入国です。今回の旅で、13ヶ国目。ぐんぐん丘を登っていき、頂上付近にあるのが首都サンマリノ(標高750m)。観光客で大変にぎわっており、たまたま駐車場が一台分空いていたのがラッキーでした。
サンマリノ共和国は、人口約3万人。1253年に世界最初の共和国体制が出来上がったという歴史上に燦然と輝く小国です。お天気は今日も快晴。丘の上からはアドリア海まで見渡せる絶景が広がります。
風が心地よかったのですが、気温もかなり高め。ジェラートを食べたい気持ちを抑え、観光案内所へ。パスポートに入国記念スタンプ(5ユーロ)を押してもらいました!
滞在時間は約1時間ほどでしたが、良い想い出になりました。
ローマ歌劇場(カラカラ浴場)
ローマでの一週間も今日でおしまい。バチカン市国への入国も無事に果たし、今回の旅で12ヶ国目となりました。
それはさておき、ローマに来たメインの目的は一応オペラ鑑賞です。この時期、ローマ歌劇場はお休み。その代わり、音楽祭としてカラカラ浴場というローマの遺跡というか、廃墟!?の中で野外オペラが開催されます。
今回のローマ滞在で合計3回、カラカラ浴場へと足を運びました。オペラの開演は21:00。演目によっては終了が午前1時近くなります。カラカラ浴場は町の中心部からは割と離れているため、帰りの手段に注意が必要です。地下鉄は23時半くらいで終わってしまうので、バスかタクシーを利用するかマイカーで来るかというのが一般的です。
初日は徒歩!夜中のローマの街をひたすら歩きました。道が複雑なため、1時間近く歩きましたが、慣れれば40分くらいで帰れます。途中、ライトアップされたコロッセオの脇を通りましたが、なかなかの景観でした。
次に、バス。夜行バスが運行されていますが、本数は限られます。2日目はコロッセオまでバスに乗り、そこから徒歩25分。だんだん深夜のローマを歩き慣れてきました。
最終日は24時前に終了したため、終バスに乗りホテルのすぐ近くのバス停まで行くことが出来ました。
タクシーの予約カウンターらしきものがありましたが、今一よく分かりませんでした。また、流しのタクシーはほとんど捕まらない感じがしましたので、お勧めしづらいものがあるように感じました。
さて、オペラですが、演目はヴェルディ『アイーダ』、ドニゼッティ『ランメルモアのルチア』、プッチーニ『蝶々夫人』の3本です。ヴェローナと違い、規模的には小さなものでした。また、オケも歌もマイクによる増幅。ミュージカルみたいなオペラでしたが、声はさすがにイタリアだけあって派手ですね。あれだけの声が出せるのだから、できれば生オケ+生歌でやってほしかったなぁ。
舞台演出は廃墟の雰囲気を生かした感じで簡素なもの。ラクダや象が出てくるのをちょっと期待していましたが、そんなものはありませんでした・・・。カラカラ浴場は、3世紀にカラカラ帝が作らせた大浴場とのこと。今はすっかり廃墟ですが、このような遺跡がローマの至る所にあるのが凄いところです。ちなみに、ドイツのバーデンバーデンにもカラカラ浴場があり、ローマからはるばるカラカラ帝がやってきたらしいです。
また、ローマの夜はかなり涼しいです。日中は気温30度を超え猛暑となりますが、オペラは日没後。あたりもすっかり暗くなってくる頃は気温もぐっと下がります。体感温度で20度。初日は特に風が冷たく、本気でマフラーとダウンジャケットと毛糸の帽子が欲しいくらいで、オペラが終わらないうちに帰るお客さんも多くいらっしゃいました。ちょっと信じがたいくらいの温度差ですので、防寒対策はしっかりとされることをオススメいたします。
今回のローマ滞在は一週間通じて素晴らしいお天気。3回の公演すべて天候に恵まれ、本当にラッキーでした。
ローマ到着
- 2008-07-22 (火)
- イタリア
いよいよ今回の旅の最終目的地、ローマへ。高速道路までは結構走りやすかったのですが、ホテルのある中心部へ向かう道は大変スリリングなドライブでした。車の運転が荒いとは聞いていましたが、期待通りというか、それ以上!相変わらずイタリアの道は中央分離帯だけで、車線というものがない・・。日本なら1車線くらいの幅でも隙間があれば結構なスピードで車が入ってくる!市街地はフィアット、ランチャ等の小型車の天国です。200km/h出る車は全く必要なし。小さなエンジンをブン回してキビキビ走れるマニュアル車が大活躍しています。
そして、ローマの街中は大渋滞。共和国広場のラウンドアバウトからナツィオナーレ通りへはバス、タクシー、乗用車が入り乱れています。道路は2車線なのに、ラウンドアバウトは5車線くらいでめっちゃくちゃ。僕も負けじとあり得ない合流の仕方で割り込みました。車の左右前後30cm以内は全てバスと車に囲まれ、その間をバイクがすり抜けていくという凄まじさにはさすがに気を遣いました。
また、信号待ちでは3車線なのに、目の前の道路はどう見ても1車線という場所はスタートダッシュで緊張が走ります。もう怖いのなんの。前後左右から車が押し寄せてきて、それでもお互いの呼吸ですんなり1車線にまとまっていく様は感心してしまいます。
最初は運転が荒っぽいだけかと思っていましたが、みなさん前後左右をよく見ています。信号なら3つ先くらいまで見ている感じ。さすがですよ。と感心している間もなく、中央寄りの車線で車間距離をちょっとでも取ろうものならすぐ煽られます。70km/h制限の道を90km/hで走っていても後ろの車からは車間距離5cmまで詰め寄られ、2台後ろからはパッシングされ、ひえぇ~といった感じで右車線に移動するのでした。。
それにしてもローマは道が大変複雑です。地図を見ながら運転することはぼほ不可能に近いです。僕は助手席でナビをするのが大得意ですが、ローマでは素直に降参。地図上で道が交わっていても、実際は立体交差でアクセス不能だったりすることはザラです。おまけに一方通行が非常に多く、目的地を100m外すと復帰するまでに2~3km余計に走る羽目になることも。
そんなこんなで、どうにか無事ホテルに到着。ふぅ~。
今日はこのへんで解散。
トスカーナ地方
- 2008-07-21 (月)
- イタリア
いよいよフィレンツェからローマへ移動。途中、世界遺産に指定されているシエナという街に寄ることにしました。
フィレンツェからシエナまでは、1時間ちょい。今日もお天気で、スーパーストラーダ(自動車専用道路みたいなもん)を順調に飛ばし、トスカーナの古都シエナへ到着。
ここシエナはミシュラングリーンガイドオススメ度「3つ星:とにかく訪れる価値あり」と本屋で立ち読みした時に紹介されていた場所だけあり、観光客で大変にぎわっていました。
当然駐車場も争奪戦。中心部のドゥオーモ駐車場は満車のため撤収。路駐も空きはありません。一旦引き返し、カンポ広場駐車場へ。ここは結構大きな駐車場で、空きがあと20台近くありました。オススメです。さらにカンポ広場まではエスカレーターが設置されており、大変便利な場所にありました。
滞在は3時間ほどでしたが、世界一美しい(とガイドブックにある)カンポ広場とドゥオーモ(大聖堂)を散策し、シエナの街の何とも言い表せない雰囲気を感じて参りました。
カンポ広場。扇形の美しい広場で食べるジェラートは何とも美味。
ドゥオーモ。切符売り場への長者の列。美術館その他との共通券「マイ・ネーム・イズ・ドゥッチョ」チケットを買うと列に並ぶことなくすんなり入れました。ドゥオーモ横の塔からの景色は素晴らしかったです。
いよいよローマへ向けて出発。シエナからローマまでは240kmほどの道のり。アウトストラーダ(高速道路)を使うのが一番早いのですが、せっかくトスカーナにいるのだから田舎道を走ってみることに。道はトラックがあまり走っていなく、実に快適。天気も良く、すばらしい景色の連続にため息が出ます。もし僕が画家だったら、絵を描かずにはいられないような風景。写真が好きな方は車を停めて一日中撮っていたくなる、そんな場所。
初めてのイタリアで、都会中心の滞在が続いていた僕の心をトスカーナの風景がやさしく癒してくれたのでした。
フィレンツェ滞在
- 2008-07-20 (日)
- イタリア
フィレンツェもオペラ祭なるものがあり、7月も開催されていますが、残念ながら僕が滞在する3日間はちょうどオペラはお休み。というわけで、ユングフラウ地方とインスブルックに続き、気ままに観光してきました。
滞在したホテルは、アルノ川の近くで、街の中心部までは徒歩10分の場所。周辺道路は工事中や規制のため、進入できない場所が多くあり、ナビでは辿り着きそうもない・・・。持っている地図と言えばガイドブックくらい。通りの名前が詳しく載っているわけではないので現在位置を確認するのも一苦労。さらに、ナビに頼りすぎてホテルの場所を地図上できちんと把握していなかったため、ちょっと焦りました。
10分くらい勘だけを頼りに狭い路地を運転している間、ナビはリルートの連続でハングアップ寸前!と、突然ナビが「目的地に到着しました~」というではありませんか!車を停めると、そこはホテルの目の前。何とかなるもんですね・・・。 しかしながら、ローマに行く前にちゃんとホテルの位置を確認しておこうと心に誓ったのはいうまでもありません。
さてさて、ここフィレンツェは「花の都」と呼ばれているらしいですよ~。世界遺産にも登録されている街です。 こんなロマンチックな場所で一人でプラプラしているのも何なんですけどね、美術館が充実しているため、それなりに楽しむことが出来ました。
ミケランジェロの「ダビデ像」があるアカデミア美術館、ボッティチェリの「ビーナス誕生」があるウフィツィ美術館なんかは必見です。そのほかにラファエロの作品が充実しているパラティーナ美術館も見応え十分。美術品だけでも見所満載です。 アカデミア美術館とウフィッツィ美術館はさすがに人気が高く、大行列でした。特にウフィッツィ美術館は2時間待ちの場合もあるとガイドブックに書いてあったため、前日に電話で予約!すんなり入ることが出来ました。アカデミア美術館は、チケット売り場にて直接予約し、30分後の入場が可能だったため、とてもラッキーでした。
そんなこんなで、最後はドゥオーモ脇の「ジョットの鐘楼」から夕日に照らされた街を眺めておしまい!400段の階段を上った甲斐がありました。
アルノ川の夕暮れもこれまた見事。とっても素敵な街でした。
ピサ
- 2008-07-18 (金)
- イタリア
ミラノは朝から雨。今日はミラノを離れ、フィレンツェへ。途中ピサに寄り、世界七不思議の一つ「斜塔」を見に行ってきました。ここも世界遺産ということで、ぜひ訪れたかった場所の一つです。
今日のルートは、山越え。アウトストラーダ(高速道路)でもあまりスピードが出せません。カーブがかなりきつく、(それなりのスピードを保つには)運転に細心の注意が必要でした。途中、イタリアの高級車、マセラティが猛スピードで走ってきたため、しばらくそれについて行こうとしましたが、加速力が全く違う!こっちも一応ドイツのアウトバーンでは220km/h出ますから、それなりのスピードで運転したつもりでしたが、急カーブと高低差の激しい山坂道では、あっという間に姿を見失ってしまいました。
それにつけても、この山越えルートはいい景色!もうちょっとゆったりと走ってもいいのかも。今回の車は結構コーナリングもそれなりに出来るので、アウディやBMWも追っかけっこをしながら、ついついスピードが出てしまいました。
そんなこんなで、ピサに到着。ミラノとは打って変わって素晴らしいお天気!街中へつづく一般道がイタリアっぽいっていうか、独特の良い感じ。なんという名前の木でしょうか、街路樹が不思議な形をしています。
近くに路駐し、早速斜塔へ。城壁らしきものの向こうに少し見えてます。門をくぐると・・・・。
見えました~。傾いてます!えらい傾きようです!!
倒れないのがホント不思議~。
周辺の広場は観光客と商売人で溢れかえっておりました。皆さん、記念写真は斜塔を支えるポーズなんですね。中には倒そうとするポーズの方もいらっしゃって、見ていて楽しかったです。
さてさて、この斜塔、なんと上に登れます。僕は予約せずに直接チケット売り場へ行きましたが、入場可能時刻は3時間後。フィレンツェに行く途中のヴィンチ村へも寄りたかったため、滞在時間45分ほどでピサの街を後にしたのでした。
最後の晩餐
- 2008-07-17 (木)
- イタリア
ミラノで4泊したので、オペラだけじゃもったいない。と言うわけで、観光のことを少々。
ここミラノの観光と言えば、やはり世界遺産に登録されているレオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」が有名でしょう。ここは完全予約制になっており、一度に入れるのは25人まで。15分ごとの入れ替え制です。
僕は1ヶ月前に電話しましたが、残念ながら予約が取れず、現地の観光ツアーに参加しました。このツアーは「最後の晩餐」が必ず見られることを売りにしており、これ目的のためだけに参加する方にとってみればお値段はダフ屋並。
結果としては、実際にこの絵が見られたというだけで、もう大満足!本物を目の前にすると伝わってくる迫力が違います。ミラノに来たら、絶対に見る価値ありです!当時の色が残っているのはほんのわずかで、修復によって再現されている部分が多くを占めるとのことですが、後世に長く残しておくべき宝物に対面できてとっても嬉しかったです。
サンタ・マリア・デッレ・グレツィエ教会の外観はこんな感じ。
(おまけ)ミラノのガッレリアにある願掛けスポット。踵を穴に押し込み、時計回りに3回まわると人生、愛、お金に恵まれるそう。ミラネーゼの方も、重要な取引の前にはここにやってくるそうですよ。
ミラノ・スカラ座
ヴェローナのあるヴェネト州をあとにし、お隣りロンバルディア州の州都ミラノへやって参りました。お目当てはもちろん、スカラ座です。
ヴェローナからミラノまでは車で約2時間ちょい。平日のアウトストラーダ(高速道路)はトラックが非常に多く、とってもにぎやか。3車線の道路は車で溢れかえっていましたが、幸いなことに渋滞までにはなりませんでした。
アウトストラーダは一応速度制限が設けられているはずですが、みなさん結構な速度で運転されております。乗用車なら130km/hくらいは最低出しておかないと、波に乗れません。追い越しレーンは140km/hを超えています。それでも160km/h以上出していらっしゃる方はほとんどいらっしゃらなかったです。ドイツより運転しやすいかと言うと、実際はドイツより気を遣います。まず、車間距離。もうちょっと間隔開けましょうよ~。そして、みなさんほとんどウインカーというものを使用されません・・・。イタリア人にウインカーは不必要なのでしょうか。。ウインカーよりクラクションを多く使用される方が多いのでは!?
さて、ミラノの街はとっても都会です。中央分離帯の車線以外は車線がはっきり書かれておらず、1車線なのか2車線なのかよく分からない。なんとなく道幅で好きなように判断して運転しなさいということなんでしょうね。街中でも相変わらずウインカーを使わないで皆さん曲がっていらっしゃる。左折でさえ、ウインカーなしというケースも。もう慣れましたけどね(笑)。
さてさて、そんな雑多なミラノの街ですが、ホテル前も駐車スペースがないので禁断の二重駐車デビュー!なんか、なんでもアリですよ、この国は。ドイツのような規則正しさは全くありませんが、不思議と事故が起こりそうな気配もないし、かなりスムーズに交通が流れている様は一種の感動を覚えます。実にアバウトかつ精巧なシステム。運転しづらいということはないけれど、なんとな~く緊張しますね。
話が脱線してしまいましたが、ミラノはたくさんの人でにぎわっております。いよいよ、ミラノスカラ座へ。
ホテルからは地下鉄で4つ目。ドアツードアで約20分の場所にあります。街の中心ドゥオーモ(大聖堂)からガッレリアを抜けると、スカラ座はもう目の前。レオナルド・ダヴィンチさんの銅像のある広場の奥に、重厚で美しい建物が佇んでおります。
内部も本当に美しい~としか表現できません。品のある非の打ち所がないような優雅さがあります。今回の座席はボックス席。椅子がまた素晴らしい。絹でしょうか、非常に光沢のある上質な感じの布張りのもの。この上なく気分を盛り上げてくれます。字幕は、ウィーン国立歌劇場とほぼ同じ個人用の字幕モニター付き。イタリア語と英語から選べ、非常に重宝しました。
今回の演目は、プッチーニ『ラ・ボエーム』。観るのは今回が初めてでしたが、あまりの感動に涙しました・・・。ストーリーが泣かせます。クリスマスイブに出会った男女が恋に落ち、お互いに愛し合いますが、病気がちな彼女は春を待たずに亡くなってしまうというとっても切ない恋のお話。出会いのシーンはものすごく情熱的な歌で盛り上がり、ラストのお別れのシーンと非常に対照的。
歌は本当にうまいとしか言いようがありません。さすがイタリア!圧倒的な恋愛表現はまさにイタリア人の独擅場。そして、オーケストラがまた素晴らしい。ドイツやウィーンのオケとはまた違った色彩感を伴った表現はスカラ座独特のものを感じました。
演出も非常に凝ってました。室内のオペラで本物の馬車がさりげなく登場しちゃったりして、イタリアのオペラハウスは馬を飼っているのか!?と帰り道にオペラハウスの周りを一周してみましたが、馬小屋らしきものはありませんでした・・。
結論としては、イタリアでイタリアオペラは最高ですっ!!そういった意味では、ウィーンやドイツでドイツオペラは最高!!ってことになりますよね。それぞれ違った魅力があり、それぞれに素晴らしく、オペラの持つ歴史や懐の深さというものを感じることが出来ました!イタリアに来て本当に良かった~。
<プチ評価(★3つが最高>
重厚度:★★★ 重厚さ、優雅さ、上品さでは、ウィーン国立歌劇場やゼンパーオーパーと肩を並べる素晴らしい劇場だと思います。さすがイタリアを代表するオペラハウスだけはあります!
フォーマル度:★★★ 平戸間とボックス席はみなさんおめかしされております。特にイタリアの方は非常~にお洒落!!イタリア人男性の見事なスーツの着こなしは、同姓の僕からみても本当に格好いい!ドイツ系の方もかなりいらっしゃいますので、普通のスーツ&ネクタイで十分ですが。ちなみに、ボックス席で2回、ガレリア(天井に近い席)で1回見ましたが、ガレリアでもそれなりの格好をしてらっしゃる方が多かったです。ですが、ガレリアは高級な席の方々とはなんと入り口が別!休憩時間もお互いに出会うことはなく、厳然な階級みたいなものを感じました。ガレリアの場合は若干カジュアルな感じでした。
お買い得度:★ お値段は張ります。ウィーンよりも高いです。ロンドン並み。チケットも取りづらいかも。安い席(と言っても1万円以上はします)は舞台の一部が見えないことも(特にボックス席)。せっかく観るなら最上の席がオススメ。とはいえ、ガレリア中央最後列の席で立ち見しても舞台全体が見渡せますし、音響はかなり良かったです。